【第21回】ほけんnavi style | ほけんYesNoナビ

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2021/04/26

【第21回】ほけんnavi style

ほけんnavi style     

~色の不思議~

 

いまだ興奮冷めやらぬといったところでしょうか、男子ゴルフのメジャー大会の一つである「マスターズ トーナメント」で、松山英樹選手が男子プロゴルフ界の、いや日本人にとって長年の夢であった優勝を果たしました。こんな日が来るとは・・・・!感極まりました!

マスターズといえば有名なのなのは優勝者に贈られる「グリーンジャケット」ですね。

そして、このグリーンを象徴するのがオーガスタ・ナショナルGCです。このゴルフコースはアメリカのジョージア州にあり、球聖と呼ばれるボビー・ジョーンズと名設計家であるアリスター・マッケンジーが創り出したものです。技術と頭脳と精神力が試される厳しいコース設計はもちろんのことですが、それよりも惹かれるものは、コース一面に広がる「緑」のパノラマです。

フェアウエイやグリーンの芝生、それを取り囲む木々の「緑」が鮮やかに目に飛び込んできます。これがバンカーの白い砂や咲きほこる花とのコントラストでより一層鮮やかに浮かび上がります。他のメジャー大会は毎年コースが変わりますが、マスターズだけは毎年このオーガスタで行われるのです。それだけ特別なものなのです。

 

ということで、今回は「色」についての小ネタです。

同じ色をずーと見ていると残像が残ったりしますよね。

次の左の図のピンクの部分を10秒ほど見てください。

そして、つぎに右の白い図の円を見てみてください。ぼやぁと緑の色が浮かんできませんか?

 

これが補色残像というものです。

補色というのは反対の色の関係にあるものなのですが、緑とピンクは補色になります。

この残像と関わり合いがあるのが外科医の着る手術着です。お医者さんの多くは普段は白衣を着ています。しかし手術の時には緑や青の手術着を着ています。それは、この補色残像を緩和するためなのです。手術中は血液などの赤い色をみることになります。この赤い色をずーっと見ていると補色残像という現象が起こります。

赤い色を長時間見て白い面を見たときに赤色の補色(反対の色)である青緑色がぼやぁと残像として見えてきます。そのようなぼやけた視野で手術をするのは危険なので手術着には白ではなく緑や青の色を使うのです。いかがでしたか?では。

 

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拠点長 佐藤 哲也

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